足には寿命がある

フットケア

こんにちは。フットケアセラピストの柿原恵美です。

先日の足の写真のフットケア後の写真です。

肥厚していた角質がなくなり、爪周囲に付着していた角質も取れています。足の血色が良くなったことがわかります。また、足指の開き具合も変化が見られています。

足指が硬いことは死に直結する!?

ほとんどの高齢者の足の指は硬くなっています。足指が硬いことは、転倒のリスクが上がります。高齢者にとって転倒は死に直結する可能性があります。

つまり、足の指を柔らかくしておくことで転倒予防につながるのです。

サロンに来店されるお客様の年代は、20代から60代の高齢者ではない方ですが、すでに足指が硬い方もいらっしゃいます。

若い時から歩く時に足指を支えていないことで、年齢と共に足の変形が始まり、全く足指が使うことがなく、ますます足指が硬くなっていくのです。

高齢者に対してフットケアを定期的に続けることで、足指を柔らかくすることは可能ですが、今の日本で高齢者に対してフットケアの重要性を理解している施設は数が少ないでしょう。

そのため、ご自身が高齢者になる前から、ご自身で足指を柔らかく保つケアが必要です。

足の寿命は骨の構造上60年

人間が2足歩行で歩ける骨の構造上の寿命は60年と言われています。

足の骨には寿命があるのです。

足の骨は、とても複雑な構造をしていますが、間違った靴の履き方や姿勢、歩き方が原因で骨の構造の配列が崩れてきます。(アライメントが崩れる)

なかなか足の骨を想像しにくいものですが、お城の石垣のように絶妙なバランスで足の骨の形ができています。それぞれに筋肉がついて足や太ももに引っ張られているのですが、1つだけ筋肉に引っ張られていない骨があり(距骨)、それがズレやすいため骨に変形を生じます。

扁平足も外反母趾もほとんどは、骨の変形が原因です。

少しでも足の骨の構造を保つために、ふくらはぎを鍛えたり、足底ケアが必要です。

今日からできる足のケア

では、どのようにして足指を柔らかくしたり、足底ケアを行うといいのでしょうか。

何度も、ブログでお伝えしていますが、入浴時などにグーチョキパー体操や浴後にタオルを足指でたぐり寄せるタオルギャザーで足指を柔らかく保つことができます。

足底ケアに関しては、テニスボール(私はゴルフボール使用)で足の裏をコロコロ転がします。フットケアセラピストの足のケアでも私の足のケア方法について書いてありますのでご覧ください。

たったこれだけでも、毎日続けることで、ご自身が高齢者になったときに確実に足はケアしていない足より丈夫な足になっていると思います。

ふくらはぎの鍛える必要性は、こちらのブログにも書いておりますが、鍛える方法は文字では難しいので、フットケアを受けられた方で、ふくらはぎを鍛えたほうが良い方には直接お伝えしています。

今日から簡単にできる足のケア、ぜひ行ってみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました