こんにちは。フットケアセラピストのemiです。
フットケアを学んだ仲間の中で実際にフットケアをお仕事としているのはごくわずかです。
人を喜ばせたい、人のお世話をすることが好きな看護師は、なんとなく、自分のケアだけで直接お給料をいただくことに引け目を感じていると思います。
でも、そのままでは技術もそのまま、フットケアの必要性も健康志向の一部の人だけにしか伝わらないのではないのでしょうか。
看護師は勉強会熱心
看護師って学ぶ機会が多いのか、学ぶことが好きな人が多いと思います。
フットケアの仲間にも、フットケア以外にリンパマッサージや整体的なものを学んでらっしゃる方もいてフットケアの復習会ではそちらの技術のお披露目されることもしばしばあり楽しかったです。
しかし、せっかく受講費を払って学んでも、その学びを現場に生かしきれていないのではないでしょうか。
こんなケアをしてあげたいけど日々の業務に追われてなかなか実践まですることは難しいかと思います。
フットケア仲間達と夢を話した日々
フットケアを学び始めた当初、同じ目標(フットケアを学びたい、身に着けたい)を持った仲間たちとよく話していたことを思い出します。
「フットケアだけで食べていけるかな」「無理!無理!」「そうよな。マッサージ5000円とか無理よな」とこんな会話を講習終了後のお茶会で話していました。
年齢も、職場環境も、住んでいる場所も異なるけれど、フットケアへの情熱はつよく、そんな仲間との談笑はとても楽しかったのを覚えています。
普通にサロンでは5000円とかよくある価格だと思います。自分たちも5000円のマッサージを受けたことはあるはずです。
しかし、これまで看護師しか働いたことがない私が5000円の価値のあるマッサージを提供できる自信がないのです。
フットケアを学んでどれくらいの期間が経てば自信がつくものではありません。
オイルマッサージを受けた直後であっても、毎日のように人の足に触れていた3年前の私とオイルマッサージの講師の資格を取り、約1年フットケアから離れていた今年の私では、もしかしたら3年前のマッサージの方がうまいかもしれません。
自信がつくまでといつまでも練習の繰り返しでは、いつまで経っても自信はつかないかもしれません。
技術の評価は自分がするのではなくお客様がするもの
心を込めてフットケアを施術していますが、次回のご予約に繋がらないこともあります。
私はそれを自分の評価として受け止めています。
もちろん、自分の技術で足がどう良くなったかの評価はフットケアセラピストが行います。
しかし、それに値する価値があったのかを評価するのはお客様です。
技術の安売りはしない
これは既に起業している人やそのサポートをしている人達に言われた言葉です。
価格設定を安くすると、自分の技術に甘えが出てしまい、どこかでこれでいいっかと技術の向上を諦める傾向にあるからです。
初めて自分の技術に対してお金をいただいた時、そのお金の重さを今も覚えています。(peypey支払いのためお金は触れていませんが)
技術の安売りをしないことでお客様に対する責任感が生まれます。
お客様の足をもっとより良くするためには、どうアプローチしたら良いだろうか、起業する前よりもフットケアのテキストや筋肉の解剖生理のテキストを開くことが増えました。
ケア後のお写真を公式LINEにて送らせていただき、日常生活する上での簡単なアドバイスも添えるようにしています。
一度きりの人生やったもん勝ち
私は現在、2人の子を育てるシングルマザーです。
シングルマザーになることでフットケアの道を一度諦めました。
とりあえず、生活するお金が必要だと正社員で近くのデイサービスに勤めました。
それでもやっぱり、フットケアをやりたいという気持ちは増すばかり。
このままでは、子供がいるからと夢を諦めるのは子供に対して申し訳ないというか、子供を理由にして自分が逃げているだけのような気がしてきたのです。
シングルマザーでも、夢を叶えれることができる姿を子供達に見せたい、仕事は楽しいものなんだよって教えたいと思うようになり決意したのです。
フットケアを起業すると決めてからは、本当に自分でも驚くようなお話が色々あり、現在に至っています。
次はいかに継続してフットケアを続けていけるか、が大切になってきます。
まだまだ始まったばかりですが、やりたいことは増える一方です。
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