そもそもフットケアって何?

フットケア

フットケア=足のケア
そのままですね。

上記の写真は私が行ったフットケア前後の写真です。左の写真がケア前、右の写真がケア後です。ケア前は足先の色が悪く親指の爪が歪んで伸びていました。フットケア後は血行もよくなり、爪の歪みを解消できました。

私の学んできたフットケアは

・オイルマッサージ
・足底ケア
・爪ケア
・インソール

です。インソールはケアではなく骨格に合わせた靴底を敷くのでまた後日ご紹介します。

自分の足を見てください。

足がむくんでいたり、足の裏がガサガサしていたり、タコやウオノメができていませんか?
それらをケアするのがフットケアです。

足は目から遠い場所にあり、あまり人目にも付かないためか、あまり気にされることが少ない場所だと思います。また、日本には”足科”が非常に少なく、足の悩みがあってもどの診療科で診てもらえるのかはっきりしていないことも原因だと思います。

しかし、足は体の土台です。家で例えると、基礎の部分です。基礎がしっかりしていないと家はぐらつき、ひどい場合は倒壊してしまいます。

さらに、足の骨は構造上ずれやすい部分があり、そこから足の歪みが生じて膝や腰、肩こりやかみ合わせにまで影響するといわれています。

足にウオノメや巻き爪などで痛みがあると、これまで以上に歩かなくなり、足に血液がたまり浮腫みの原因となります。そしてさらに浮腫み、筋力の低下から、転倒、骨折、寝たきりになっていきます。

今、寝たきりになっている人は、将来自分が寝たきりになるなんて考えたことなかったと思います。
若い方でも、ウオノメや巻き爪などをかばって歩いていると、膝や腰に負担やがかかりやすくなり、40代と比較的若い時期から膝の痛みや腰痛に悩まされる原因となります。

この記事を読んでいる皆さんも、自分の足にウオノメやタコ、巻き爪などがあっても、自分が将来寝たきりになるなんて考えたことないかと思います。
フットケアは将来の寝たきり予防にも役立ちます。

歩ける足、歩きたい足にする。

それがフットケアの目的です。足科の少ない日本だからこそ、フットケアの役割は非常に大きいものだと思います。

いくらリハビリを頑張っていても、間違った筋肉の使い方をしていては逆効果です。

足のトラブルを解消し、リハビリに取り組めば効果は倍増します。

現在、リハビリに特化したデイサービス、訪問サービスは数多くあります。しかし、足のトラブルは見逃されています。リハビリを受けるときに靴下を脱いで、足の観察をされた方はいますか?自分がリハビリをするときにご利用者様の足の状態を観察したことはありますか?

足は体の土台です。

足を無視してのリハビリは成り立たないのです。

足のトラブルをマッサージやウオノメタコの処置、正しい爪切り方法で解消すること、それがフットケアです。

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